沖田瑞穂「世界の神話」を読みました。

神話とは何でしょうか。

「神話とは、聖なる物語である(あった)」という定義がこの本では紹介されています。

世界の神話

インド、メソポタミア、ギリシャ、北欧、ケルト、アフリカ、エジプト、中国、オセアニア、中南米、北米、インドネシアの神話も書かれていました。

神話の類似

世界の神話には互いに似たものが見られます。例えば、インド、メソポタミア、ギリシャの洪水の神話は同じ起源らしいです。

ケルト神話には、世界のはじまりの神話、創世神話が欠けています。

一つは農耕の起源神話で、話の主人公の名前を取って、「ハイヌウェレ型」とよばれている神話です。

世界各地の神話をパターンで分類すると、物語の聖性が損なわれないのか、と感じます。そもそも聖性とはなんでしょうか。

しかし最後に付録として古事記の日本神話のところを読み、世界各地の神話に見られたパターンを認めることができ、神話へ親しみが増しました。

現代の神話

現代人にとっての聖なる物語、神話とは何でしょうか。

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