数学 土居範久「相互排除問題」を読みました 共有記憶を用いた相互排除飢餓状態に陥るプロセスがないとき、そのアルゴリズムは公平(fair)であるという。整構造化表現とは何ですか。また、並行プロセスを実現する際に注意すべきことは、デッドロック(dead-lock)、すなわち決して起こり得... 2024.02.06 クリスティーン 数学
物理学 大貫義郎「場の量子論」を読みました 漸近的世界調和振動子とFock空間、真空つまりこのような系では、ハミルトニアンは自由ハミルトニアンにはなっておらず、したがってこのままではFock空間を設定することができない。あとの議論でみるように、このような理想的な状況が実現可能であるこ... 2024.02.03 クリスティーン 物理学
数学 楕円型方程式と近平衡力学系(下) サブタイトルは自己組織化のポテンシャルプリゴジン(I.Prigogine)は、開放系においてエントロピーの排出が達成されることが遠平衡で観察される自己組織化の駆動力であると考え、散逸構造と呼んだ。しかし実験家からは散逸構造とは異なる自己組織... 2024.01.31 クリスティーン 数学
数学 KdV方程式のBäcklund変換を試してみる Bäcklund変換を理解するためにKdV方程式を例に考えます。$$ \frac{\partial u}{\partial t} + 6u\frac{\partial u}{\partial x} + \frac{\partial^3 u}... 2022.10.16 2024.01.21 クリスティーン 数学
数学 1-ソリトン解がKdV方程式の解であることを確かめたい Bäcklund変換を理解したい。と思い、インターネットや書籍に目を通してきました。目を通した結果、Bäcklund変換とは、ある微分方程式の解から新しい解への変換のことのようです。その微分方程式は、可積分系とかソリトン方程式と呼ばれている... 2022.10.14 2024.01.21 クリスティーン 数学
物理学 量子逆散乱法 和達三樹著「非線形波動」を読みました。量子逆散乱法とは何だったのでしょう。古典論での逆散乱法にならって、QNLS模型に対して、次の補助線形問題を付随させる。そんな都合良くできるのですね。(7.18)の初めの式\(=0\)は、QNLS模型が無... 2024.01.20 クリスティーン 物理学
数学 微分位相幾何学について 田村一郎の「微分位相幾何学」を読みました。ざっくりと見れば、アイソトピーと近似定理と(コ)ホモロジーとホモトピーの話でした。あと、モース関数からハンドル分解が示され、ハンドル分解が多様体の(コ)ホモロジーを決めているんですね。h同境定理、特... 2024.01.19 クリスティーン 数学
物理学 統計力学について 鈴木増雄の「統計力学」を読みました。相転移については平均場近似、Landau理論、スケーリング則を、非平衡系については、揺動散逸定理、線形応答理論を、心に留めます。その他にも盛りだくさんですが、それは今後の課題です。 2024.01.18 2024.01.19 クリスティーン 物理学
物理学 言語とフラクタル 田中久美子「言語とフラクタル」を読みました。覚えておこうと思った部分を抜粋します。とはいえ、本書で示すのは、言語が完璧なフラクタルとしてあるのではなく、むしろ壊れたフラクタルのようなものである、という点である。本書の表題に、フラクタルと掲げ... 2024.01.19 クリスティーン 物理学
数学 Bäcklund変換とは Bäcklundさんの変換とは何か。「Bäcklund」で「ベックルンド」と読んでください。本記事では原語の綴り「Bäcklund」が好みなので、カタカナではなくこちらで書きます。ドイツ語のウムラウト「ä」の入力方法を知らず調べるのに苦労し... 2022.06.21 2022.10.16 クリスティーン 数学物理学