ローカル環境は必須?
非公開のローカル環境があれば公開する前に、いろいろ試すことができて、失敗しても非公開だから安心です。公開された本番環境だけで不安の中で作業することに堪えられない人には、ローカル環境は必須だと思います。これまでは不安の中で堪えてきましたが、そろそろ限界ですので、ローカル環境を作りたいと思います。おそらくローカル環境を作る方法は一つではありませんが、簡単な方法であればありがたいです。
手順
Localをインストールする
Localのサイトにアクセスして、無料版をインストールする場合は「DOWNLOAD FOR FREE」を選択してください。プルダウンメニュー「Please choose your platform」から「Local」をダウンロードするパソコンのOS(MacかWindows)を選択してください。氏名・メールアドレス・電話番号の入力欄が表示されますが、「Work Email」欄にメールアドレスを入力するだけでも構いません(氏名・電話番号は入力不要)。「GET IT NOW」ボタンをクリックするとダウンロードできます。ダウンロード完了後、「Local」のインストーラーを開き、ポップアップ画面の案内に従ってインストールしてください。
新規環境を作成する
インストールが完了したら「Local」を起動して下さい。上の画面が表示されたら利用規約に同意する旨の文章にチェックを入れ、「I AGREE」ボタンを押下すると、新規環境が作成されます。
Webサイト名を設定する
「CREATE A FREE ACCOUNT」ボタンを押下してください。ブラウザでアカウント作成画面が起動します。アカウントを作成すると使用できる機能が増えると記載されていますが、アカウント作成をスキップしても構いません。「+CREATE A NEW SITE」ボタンを押下してください。Webサイト名を入力します。Webサイト名入力欄の下にあるプルダウンメニュー「ADVANCED OPTIONS(高度な設定)」でWebサイトのドメインや保存する場所の設定を変更することもできます。入力が終わったら「CONTINUE」ボタンを押下してください。
PHP、Webサーバー、MySQLのバージョン設定をする
PHP・Webサーバー・MySQLのバージョン設定画面です。初期設定のままで良い場合は左側の「Preferred」ボタンを選択してください。右側の「Custom」を選択し、PHP・Webサーバー・MySQLのバージョンをプルダウンメニューから選択することもできます。「CONTINUE」ボタンを押下して次の画面へ進んでください。
ログイン情報を設定する
この画面ではWordPressのログイン情報を設定します。WordPressのユーザー名・ログインパスワード・メールアドレスを入力し、「CONTINUE」ボタンを押下してください。「ADVANCED OPTIONS(高度な設定)」のプルダウンメニューでは、マルチサイトにするかどうかの設定も可能です。
ログインする
この画面で「ADMIN」ボタンを選択するとブラウザが起動し、ローカル環境のWordPressへのログイン画面が表示されます。ユーザー名とログインパスワードを入力し「Log In」ボタンをクリックすると、ローカル環境のWordPressにログインできます。
言語を日本語に変更する
デフォルトではWordPressの表示が英語になっているため、日本語に変更しましょう。左メニューの「Settings」内にある「General」を選択してください。「Site Language」のプルダウンメニューから日本語を選択します。画面をさらに下へスクロールし、左下にある「Save Changes」ボタンをクリックすると、WordPressの表示が日本語に変更されます。
でも、
ローカル環境のWordPressは当然初期状態のままです。投稿もゼロです。どうせテストするなら本番環境の投稿やデザインと同じデータをローカル環境にインポートしたいところです。また、ローカル環境の変更を本番環境に反映することはできるのでしょうか。
WordPressのローカル環境は「Local」を使えば簡単でした。
これで本番環境に触れることなく、様々なテストをすることができます。
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