XサーバーにSSH接続出来れば、出来ることの幅が格段に大きくなります。
何しろLinuxコマンドを使えるんですから。XサーバーにSSH接続する差し当たっての動機は「Twitterボットを作って、Xサーバーに定期的に実行させたい」というものでした。そのために、Twitterを操作するためのPythonライブラリをインストールしたかったのです。
手順
XサーバーのSSH設定をONにする
Xserverの管理画面にログイン➡️サーバー管理➡️アカウントのSSH設定➡️SSH設定タブの変更のラジオボタン「ONにする」を選択➡️「設定する」をクリック
Xサーバーの管理画面で公開鍵認証用鍵ペアを生成し、秘密鍵をダウンロードする。
Xserverの管理画面にログイン➡️サーバー管理➡️アカウントのSSH設定➡️「公開鍵認証用鍵ペアの生成」➡️任意の「パスフレーズ」を入力➡️「確認画面へ進む」をクリック➡️「生成する」をクリック➡️自動的に秘密鍵のダウンロード(サーバー名.key 以下test.key)が始まるので、PCの任意の場所に保存
秘密鍵の設置
#.sshディレクトリの作成
mkdir ~/.ssh
#ファイルの移動
mv ~/Downloads/test.key ~/.ssh/
パーミッションの変更
chmod 700 ~/.ssh
chmod 600 ~/.ssh/test.key
ログイン
ssh -l サーバーID -i 秘密鍵ファイル名(今回はtest.key) サーバーID.xsrv.jp -p 10022
出来ないこともあるようです。
Linuxコマンドを使えるといってもレンタルサーバーですから、root権限は使えません。Pythonライブラリをインストール出来るのか心配でしたが、少なくともAnaconda3というソフトウェアで仮想環境を構築すれば、可能なようです。今後、何度もXサーバーに繋ぐことになりそうなので、最後に
SSH接続のコマンドを短くする方法
をご紹介します。
#configを作成してvimで開く(テキストエディタでも可)
vim ~/.ssh/config
以下のように記述して保存します。
Host test #任意のコマンド名
HostName サーバーID.xsrv.jp
Port 10022
User サーバーID
IdentityFile ~/.ssh/test.key #秘密鍵のファイル名
ServerAliveInterval 60 #sshの自動切断を防ぐために記述
次のような短いコマンドでログインできます。
ssh test
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